法文化(歴史・比較・情報)叢書 21 革命と戦争
敗戦という圧倒的な現実によってつくり出された現体制が八月「革命」の神話として語られることがある。本書では、日欧の「革命」論を多角的に検討する。(2025.1.1)
定価 (本体3,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-331-1 C3032 300頁
- はしがき坂井大輔
- 第1章 ヨーロッパ法史における三つの革命と戦争の法山内進
- 第2章 近世後期ドイツにおける「自然法的」軍法論 ──クリスティアン・ヴォルフおよびその影響に注目して北谷昌大
- 第3章 革命前夜のドイツにおける軍人の常備軍論 ──シャルンホルストの著作を中心に鈴木直志
- 第4章 非常事態の法的規制 ──ドイツの事例から遠藤泰弘
- 第5章 上杉慎吉の懊悩 ──留学以前(1902-1906)の憲法解釈をめぐって坂井大輔
- 第6章 昭和戦前期における「国体憲法学派」再考 ──里見岸雄・山崎又次郎・大谷美隆大和友紀弘
- 第7章 憲法を支えるもの ──変革期の憲法学と日本国憲法無効論荒邦啓介
- 第8章 「戦後法学」のなかの「革命」 ──その夢と挫折出口雄一
- 編者・執筆者一覧
- 索引
編者・執筆者一覧(掲載順、*は編者)
- 坂井大輔(さかい・だいすけ)*
- 1984年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。千葉大学大学院社会科学研究院准教授(日本法制史)。
- 主な業績: 「上杉慎吉の国家論は「宗教」的か」『法と文化の制度史』4号(2023年)、「憲法学史の「語られ方」と法学方法論」日本評論社法律編集部編『法学者・法律家たちの八月十五日』(日本評論社、2021年)、「憲法学における天皇論の位置」『法律時報』92巻1号(2020年)ほか。
- 現在の関心: 戦前期日本の法学史・法思想史。
- 山内進(やまうち・すすむ)
- 1949年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。一橋大学名誉教授(西洋法制史)。
- 主な業績: 『新ストア主義の国家哲学──ユストゥス・リプシウスと初期近代ヨーロッパ』(千倉書房、1985年)、『掠奪の法観念史──中・近世ヨーロッパの人・戦争・法』(東京大学出版会、1993年。増補新装版、2024年)、『北の十字軍──「ヨーロッパ」の北方拡大』(講談社、1997年。学術文庫版、2011年)、『決闘裁判──ヨーロッパ法精神の原風景』(講談社、2000年。ちくま学芸文庫版、2024年)、『グロティウス『戦争と平和の法』の思想史的研究──自然権と理性を行使する者たちの社会』(ミネルヴァ書房、2021年)ほか。
- 現在の関心: 人権の歴史
- 北谷昌大(きたたに・まさひろ)
- 1997年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程(西洋法制史)。
- 主な業績: 「18世紀前半のドイツにおける「軍法学」(ius militare)の形成──ブランデンブルク=プロイセンの状況を中心に」『法と文化の制度史』5号(2024年)、「16世紀半ばのドイツの法学識者の軍法論の特質──ユスティン・ゴープラー『諸法鑑』を例に」『一橋法学』22巻1号(2023年)ほか。
- 現在の関心: 近世ヨーロッパ、とくにドイツの軍事・戦争に関する制度、法思想および法学史。
- 鈴木直志(すずき・ただし)
- 1967年生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(史学)。中央大学文学部教授(ドイツ近世史・ヨーロッパ軍事史)。
- 主な業績: 『広義の軍事史と近世ドイツ──集権的アリストクラシー・近代転換期』(彩流社、2014年)、「近世プロイセンの軍事条章」『法と文化の制度史』1号(2022年)、「洋学の軍事科学化とドイツ兵書」『軍事史学』60巻1号(2024年)ほか。
- 現在の関心: 19世紀転換期のドイツにおける軍隊と社会。
- 遠藤泰弘(えんどう・やすひろ)*
- 1976年生まれ。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。松山大学法学部教授(ドイツ政治思想史・政治学)。
- 主な業績: 『オットー・フォン・ギールケの政治思想』(国際書院、2007年)、「フーゴー・プロイスとカール・シュミット──ヴァイマル憲法48条をめぐって」『新興デモクラシー諸国の変貌』(年報政治学2021-II)、Yasuhiro Endo, „Land und Meer, Himmel und Sonne: Eine Notiz zur ostasiatischen Weltordnung in Carl Schmitts Nomos der Erde", Archiv des Völkerrechts, Bd. 61, H. 2-3, 2023 ほか。
- 現在の関心: ヴァイマル期ドイツの国法学
- 大和友紀弘(やまと・ゆきひろ)
- 1990年生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。明治大学文学部兼任講師(日本近現代史)。
- 主な業績: 「佐々木惣一と里見岸雄──憲法と国体を巡る対話」『法史学研究会会報』第27号(2024年)、「帝国憲法への郷愁と「象徴」への懐疑──敗戦後の佐々木惣一における法・天皇・ナショナリズム」『人民の歴史学』第226号(2021年)、「立憲政治と国民道徳──佐々木惣一『立憲非立憲』における「責任」を巡って」『駿台史學』第169号(2020年)ほか。
- 現在の関心: 戦前期日本の憲法史、法(法学)と国体論について。
- 荒邦啓介(あらくに・けいすけ)
- 1985年生まれ。東洋大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。淑徳大学コミュニティ政策学部准教授(憲法・憲法史)。
- 主な業績: 「海軍法務官の武官化をめぐる一幕」『淑徳大学研究紀要』58号(2024年)、「『戦後憲法学』の多様化」鈴木敦・出口雄一編『「戦後憲法学」の群像』(弘文堂、2021年)、『明治憲法における「国務」と「統帥」』(成文堂、2017年)ほか。
- 現在の関心: 戦後の憲法改正論、明治憲法下の軍事法制。
:出口雄一(でぐち・ゆういち);
- 1972年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。慶應義塾大学法学部教授(日本近現代法史、法文化論)。
- 主な業績: 『戦後法制改革と占領管理体制』(慶應義塾大学出版会、2017年)、『概説 日本法制史〔第2版〕』(共編:弘文堂、2023年)、『「戦後憲法学」の群像』(共編:弘文堂、2021年)、『戦争と占領の法文化』(編著:国際書院、2021年)、「「皇道」と「邪教」のあいだに──第一次・第二次大本教事件と「国体」の語り」『法と文化の制度史』4号(2023年)ほか。
- 現在の関心: 戦時・戦後にかけての日本の法及び法学の歴史。
叢書刊行にあたって
法文化学会理事長 真田芳憲
世紀末の現在から20世紀全体を振り返ってみますと、世界が大きく変わりつつある、という印象を強く受けます。20世紀は、自律的で自己完結的な国家、主権を絶対視する西欧的国民国家主導の時代でした。列強は、それぞれ政治、経済の分野で勢力を競い合い、結局、自らの生存をかけて二度にわたる大規模な戦争をおこしました。法もまた、当然のように、それぞれの国で完全に完結した体系とみなされました。学問的にもそれを自明とする解釈学が主流で、法を歴史的、文化的に理解しようとする試みですら、その完結した体系に連なる、一国の法や法文化の歴史に限定されがちでした。
しかし、21世紀をむかえるいま、国民国家は国際社会という枠組みに強く拘束され、諸国家は協調と相互依存への道を歩んでいます。経済や政治のグローバル化とEUの成立は、その動きをさらに強めているようです。しかも、その一方で、ベルリンの壁とソ連の崩壊は、資本主義と社会主義という冷戦構造を解体し、その対立のなかで抑えこまれていた、民族紛争や宗教的対立を顕在化させることになりました。国家はもはや、民族と信仰の上にたって、内部対立を越える高い価値を体現するものではなくなりました。少なくとも、なくなりつつあります。むしろ、民族や信仰が国家の枠を越えた広いつながりをもち、文化や文明という概念に大きな意味を与え始めています。その動きを強く意識して、「文明の衝突」への危惧の念が語られたのもつい最近のことです。
いま、19・20世紀型国民国家の完結性と普遍性への信仰は大きく揺るぎ、その信仰と固く結びついた西欧中心主義的な歴史観は反省を迫られています。すべてが国民国家に流れ込むという立場、すべてを国民国家から理解するというこれまでの思考形態では、この現代と未来を捉えることはもはや不可能ではないでしょうか。21世紀を前にして、私たちは、政治的な国家という単位や枠組みでは捉え切れない、民族と宗教、文明と文化、地域と世界、そしてそれらの法・文化・経済的な交流と対立に視座を据えた研究に向かわなければなりません。
このことが、法システムとその認識形態である法観念に関しても適合することはいうまでもありません。国民国家的法システムと法観念を歴史的にも地域的にも相対化し、過去と現在と未来、欧米とアジアと日本、イスラム世界やアフリカなどの非欧米地域の法とそのあり方、諸地域や諸文化、諸文明の法と法観念の対立と交流を総合的に考察することは、21世紀の研究にとって不可欠の課題と思われます。この作業は、対象の広がりからみても、非常に大掛かりなものとならざるをえません。一人一人の研究者が個別的に試みるだけではとうてい十分ではないでしょう。問題関心を共有する人々が集い、多角的に議論、検討し、その成果を発表することが必要です。いま求められているのは、そのための場なのです。
そのような思いから、法を国家的実定法の狭い枠にとどめず、法文化という、地域や集団の歴史的過去や文化構造を含み込む概念を基軸とした研究交流の場として設立されたのが、法文化学会です。
私たちが目指している法文化研究の基礎視角は、一言でいえば、「法のクロノトポス(時空)」的研究です。それは、各時代・各地域の時空に視点を据えて、法文化の時間的、空間的個性に注目するものです。この時空的研究は、歴史的かつ比較的に行われますが、言葉や態度の表現や意味、交流や通信という情報的視点からのアプローチも重視します。また、この研究は、未来に開かれた現代という時空において展開される、たとえば環境問題や企業法務などの実務的分野が直面している先端的な法文化現象も考察と議論の対象とします。この意味において、法文化学会は、学術的であると同時に実務にとっても有益な、法文化の総合的研究を目的とします。
法文化学会は、この「法文化の総合的研究」の成果を、叢書『法文化―歴史・比較・情報』によって発信することにしました。これは、学会誌ですが学術雑誌ではなく、あくまで特定のテーマを主題とする研究書です。学会の共通テーマに関する成果を叢書のなかの一冊として発表していく、というのが本叢書の趣旨です。編者もまた、そのテーマごとに最もそれにふさわしい研究者に委ねることにしました。テーマは学会員から公募します。私たちは、このような形をとることによって、本叢書が21世紀の幕開けにふさわしいものになることを願い、かつ確信しております。
最後に、非常に厳しい出版事情のもとにありながら、このような企画に全面的に協力してくださることになった国際書院社長の石井彰氏にお礼を申し上げます。
1999年9月14日
- あ行
- 碧海純一 226, 228-231
- アクィナス(T. Aquinas) 22-23
- 家永三郎 160, 226
- イェリネック(G. Jellinek) 144-146
- 稲本洋之助 238-239, 248
- 井上孚麿 12, 205-216
- 岩波講座現代法 229, 232
- ヴァーガ(S. Waga) 72, 82, 90
- ヴァイマル共和国 123, 129, 131
- ヴァイマル憲法(ワイマール憲法) 11, 123-136, 211
- ヴァイマル憲法48条 11, 123-128, 130-136
- ヴェーバー(M. Weber) 20, 28, 30, 33
- ウェゲティウス(Vegetius) 70
- 上杉愼吉 11, 139-154, 156, 158-162, 177, 183-184, 186, 190, 199
- ヴォルフ(C. Wolff) 10, 46, 67-68, 73-86, 92-93, 96-97
- 永久(永遠)平和 101-102, 115, 117
- エムプザー(J. V. Embser) 102-103
- エンゲルハルト(R. Engelhard) 67-68, 73, 75-86, 88, 93, 96
- 大谷美隆 11-12, 162-165, 179-189, 192-193, 197-199
- 尾高朝雄 169, 189-190, 226
- か行
- 戒能通孝 228-229, 243
- 恪循 209, 213
- 筧克彦 179-180, 197
- 金森徳次郎 204
- 鎌田栄吉 170-171, 194
- 川島武宜 226-231, 233-235, 249-250, 253
- カント(I. Kant) 102-104, 144, 180, 182
- 教皇革命 13-19
- 紀律化 25, 27, 31-34, 37, 39-40
- 緊急命令 124, 126-127, 131, 133-135, 150, 158
- 近世常備軍 11, 99-100, 105-107, 116
- クノレ(C. G. Knorre) 71
- 黒田覚 169, 189-190
- グロティウス(H. Grotius) 10, 35-48, 50, 60-62, 69-70, 74, 77, 82, 96
- 結合意欲 182, 184-187
- ケルゼン(H. Kelsen) 172, 174, 176, 185, 196
- 憲法改正限界説 201, 205
- 憲法制定権力 169, 174, 177, 196
- 憲法制定国民議会 126
- 憲法闘争 129
- 憲法の自律性 204, 214
- 合憲的独裁 123-124
- 講座・革命と法 12, 219-222, 224, 241-245, 248
- 国際法 16, 32, 34-35, 39-40, 50, 52-54, 65-67, 73-75, 79, 85-86, 88, 92-93, 96, 128, 172
- 国事裁判所 128
- 国体 11, 140, 148, 151-153, 157, 159-169, 173, 175, 177-179, 183, 185-194, 196, 200, 209-210
- 国体憲法学(派) 11, 162-168, 186, 189-192, 194, 200
- 今野元 156
- さ行
- 裁可 145-146, 156-157
- 佐々木惣一 169
- 里見岸雄 11-12, 162-169, 173, 176-178, 181, 184-189, 191-194, 200
- サン=ピエール(C. I. Castel, abbé de Saint-Pierre) 101
- サンフランシスコ講和条約 203
- 自己所有物 45-46, 48, 50-51, 61
- 自己保存 40, 42-43, 45-46, 116
- 私戦 21, 23, 25, 29, 35, 41-42, 44-45, 61, 78, 83
- 自然権 40, 43-45, 47-49, 62
- 自然法 10, 27, 35-36, 38-39, 46-48, 60, 65-68, 73-86, 92-93, 179, 182-183
- 市民的啓蒙 100, 103-105, 114-117
- 社会主義 142, 177, 188, 220-223, 225, 230-232, 235, 238, 240-245, 248, 250-251
- 社会進化(論) 142, 155
- シャルンホルスト(G. Scharnhorst) 11, 100, 104, 111-117
- シュヴェリーン(K. C. v. Schwerin) 106-109
- 主権者 26, 50, 148, 151, 204
- 授権法 130
- シュタムラー(R. Stammler) 180, 182, 198
- シュトルーフェ(G. A. Struve) 69-70
- シュナイダー(J. F. Schneider) 71
- シュミット(C. Schmitt) 11, 55, 124-136, 138, 169, 173, 176-178, 196, 201, 213
- ショルテン(J. A. A. v. Scholten) 108-109, 111, 116
- シラス 178
- 人権 15, 40, 46-47, 49-50, 56, 115, 219, 222-223, 243
- 人権革命 15, 40, 46, 49-50, 56
- 人道主義 108, 116, 198
- 末弘厳太郎 168-169, 187
- 菅原裕 205
- 鈴木安蔵 178
- 正戦 16, 22-24, 35, 38-39, 41
- 戦後法学 9, 12, 222, 224-225, 227-229, 231, 238, 245
- 専制主義 115
- 祖先教 151-152, 159-160
- た行
- 大臣責任(論) 149
- ダンコ(J. S. Dancko) 71, 82
- ツヴァイゲルト(E. Zweigelt) 132
- 辻村みよ子 221-223, 242-244
- 天皇機関説事件 161-164, 167, 172, 175-177, 179, 183-184, 189-190
- ドイツ革命 9, 13-15, 25, 123
- ドイツ帝国憲法 124
- ドーム(C. W. Dohm) 103
- な行
- 長尾龍一 207
- 日蓮主義 165-166
- ネッテルブラット(D. Nettelbladt) 84
- は行
- バーンズ回答 203-204
- バイアー(A. Beier) 68-73, 77-78, 81-82, 85, 89, 96
- 長谷川正安 219-223, 226-229, 235, 237-238, 241, 245-246, 252-253
- 八月革命(説) 12, 139, 201-202, 204-207, 213, 215
- 樋口陽一 245, 253
- 非常権限 11, 123-128, 130-131, 133-136
- ピュッター(J. S. Pütter) 86, 96
- フーバー(E. R. Huber) 203
- フォルストホフ(E. Forsthoff) 213
- 藤田勇 219-220, 223-224, 232, 235-236, 238-239, 241, 243-244, 251-252
- 普遍 47, 81, 124, 176, 179-182, 184, 186-187, 189, 222-223, 225
- プラトン(Platon) 144
- フランス革命 13-15, 34, 40, 49, 53, 99-100, 111, 211, 221, 238-240, 243, 247
- ブリューニング(H. Brüning) 131-132
- ブルンチュリ(J. C. Bluntschli) 144
- ブレンケンホフ(L. S. v. Brenkenhoff) 109-110
- プロイス(H. Preuß) 123-125, 133, 136
- プロイセン州憲法55条 127
- ヘーゲル(G. W. F. Hegel) 144-145, 156
- ヘッセン=カッセル公子ゲオルク(Georg, Landgraf von Hessen-Kassel) 76
- ヘッセン=カッセル方伯ヴィルヘルム8世(Wilhelm VIII. , Hessen-Kassel, Landgraf) 84
- ベンダースキー(J. Bendersky) 132
- 法規命令 126, 130, 134
- 法社会学 224, 228-229, 231, 233, 235, 237, 245, 251
- 法社会学講座 12, 233, 237-238
- ボダン(J. Bodin) 26-28, 32, 144, 156
- ポツダム宣言 202-204
- ホッブズ(T. Hobbes) 29, 40-46, 48
- 穂積陳重 142, 155
- 穂積八束 11, 139-140, 142-143, 145-155, 159-160, 162, 177, 184, 186, 190
- ま行
- マキャベリ(N. Machiavelli) 201
- マッカーサー(D. MacArthur) 203
- マルクス主義 166, 176, 178, 221-224, 227-228, 231, 233-234, 236-238, 241, 244-246, 252
- マルクス主義法学 12, 221-225, 228-232, 234-239, 241-242, 244-247, 251-253
- マルクス主義法学講座 12, 223-225, 233, 237, 241-242
- 美濃部達吉 139, 149, 153, 159, 161-163, 167-168, 172, 175, 177, 183-185, 190, 196
- 宮澤俊義 174, 204
- 民主主義法学 223-225, 235-236, 239, 241, 245, 252
- 明治憲法復原論 206
- 森元拓 151, 160
- や行
- ヤコービー(E. Jacobi) 124-125, 130, 138
- 山崎又次郎 11-12, 162-165, 170-179, 184-186, 188-189, 193-196, 199
- ユステイニアヌス帝(Kaiser Justinian) 68-71, 89
- ら行
- ライヒ議会 128, 130-131, 134-136
- ライヒ大統領 123-135
- 立憲君主政(制) 126, 129, 164, 175
- 立憲政治 148-149, 157, 162, 164, 170-171
- 立憲政体 150-151
- リプシウス(J. Lipsius) 27-33, 35
- ルソー(J. J. Rousseau) 47, 50-52, 101-102, 104
- ルソー・ポルタリス原則 53-56
- ルドウィキ(J. F. Ludovici) 71
- 例外状態 124-126, 129, 134
- ロック(J. Locke) 40, 45-46, 48, 61-62
- わ行
- 渡辺洋三 219-223, 226-227, 229-231, 237, 241-244, 252-253